のろ かいせきのろ げんじょう《のろ げんぢやう》

2006年01月08日

のろ くにのぶ

野呂 邦暢
1937. 9.20(昭和12)
1980. 5. 7(昭和55)

◇小説家。本名は納所(ノウショ)邦暢。長崎県諫早市(イサハヤシ)生れ。
 県立諫早高等学校卒業。
 上京しそば屋店員・ガソリンスタンド店員などを経(ヘ)て、陸上自衛隊に1年間入隊。
 1965(昭和40)『ある男の故郷』で第21回「文学界」新人賞佳作に入選。
 1973(昭和48)自衛隊の体験を書いた『草のつるぎ』で第70回芥川賞、受賞。
 季刊「邪馬台(ヤマタイ)」を刊行。
 作品は1967(昭和42)『白桃』・1973(昭和48)『十一月、水晶』・1973(昭和48)『鳥たちの河口』・1975(昭和50)『一滴の夏』・1976(昭和51)『諫早菖蒲日記』・1978~1980(昭和53~昭和55)『丘の火』・1979(昭和54)『落城記』、1980(昭和55)エッセイ『王国、そして地図』など。
◆菖蒲忌[5月最終日曜日]:諫早市宇都町(ウヅマチ)上山公園の野呂文学碑前。

at 15:36│ な行 
のろ かいせきのろ げんじょう《のろ げんぢやう》