ろっかく うじよりろっかく しすい《ろくかく しすい》

2006年01月08日

ろっかく さだより

六角 定頼
1495(明応 4)
1552(天文21)

◇室町後期の守護大名。本姓は佐々木、字は四郎、号は江雲、通称は弾正少弼。六角高頼(タカヨリ)の次男。六角義賢(ヨシタカ)の父。
 はじめ相国寺慈照院に入り吉侍者(または亀侍者)と称する。兄氏綱の廃嫡により還俗し家督を継いで近江国栗太郡観音寺城に拠る。
 1511(永正 8)第10代将軍足利義稙(ヨシタネ)の近侍となり、細川正賢を討って義稙を京都に迎える。
 1521年、義稙が細川高国と対立し淡路に出奔、高国とともに足利義晴(ヨシハル)を擁立、播磨(ハリマ)にいた第12代将軍義晴(ヨシハル)を奉じて京都に入る。1525(大永 5)高国とともに浅井亮政(スケマサ)を攻め、1532年京極高清(キョウゴク・タカキヨ)の調停で和睦。同年、山科本願寺を焼く。
 1546(天文15)義晴の子義輝(ヨシテル)(第13代将軍)の元服親をつとめ、管領に準じる処遇を受け、従四位下に叙せられる。
(*)1521(永正18,大永元)、1532(享禄 5,天文元)。

at 15:36│ ら行 
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