ろっかく しすい《ろくかく しすい》ろっかく よしかた《ろくかく よしかた》

2006年01月08日

ろっかく たかより《ろくかく たかより》

六角 高頼
1462(寛正 3)
1520(永正17.10.)

◇室町後期の守護大名。字はは四郎、通称は大膳太夫、本姓は佐々木。六角満高の子。
 近江国栗太郡観世音城に拠り、嘉吉の乱に赤松満祐(ミツスケ)を攻める。応仁の乱にも山名持豊(モチトヨ)に属す。乱が地方化するに従って、高頼ら近江の国人が皇室・公卿・寺社領・幕府領の荘園を押領して領主となり、幕府と対立。1487年、第9代将軍義尚(ヨシヒサ)・管領細川政元らに攻められ、甲賀から伊勢に逃れる。勢力を回復し、1491(延徳 3)新しく将軍になった第10代将軍義稙(ヨシタネ)や細川政元・畠山政長らと戦い、1492年再び甲賀山中に逃れる。家臣伊庭貞隆や九里氏の叛乱を鎮め勢力を回復。
 1508(永正 5)大内義興(ヨシオキ)が義稙を擁立したため、第11代将軍義澄(ヨシズミ)が高頼を頼り近江に逃れ、義澄を援けて義稙を奉じる義興と戦い、のち義稙と和睦する。
(2)近江国栗太郡観音寺城に拠り,……。のち義稙と和睦。
(16)近江観世音城に拠り,……。のちには義稙も庇護した.
(*)1487(文明19,長享元)、1492(延徳 4,明応元)。

at 15:36│ ら行 
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