や行
2006年01月08日
淀屋 辰五郎
生年不詳
没年不詳
◇江戸中期(元禄のころ)の大坂の豪商。淀屋个庵(コアン)の5代目三郎右衛門の俗称といわれる。
大名貸などで諸大名をしのぐ富を持ち、豪奢を極め、茨木屋の遊女玉菊(一説に吾妻)に入れ揚げる。
1705(宝永 2)幕府の奢侈禁止政策にふれ、闕所(ケッシヨ)処分(資産没収・追放)を受ける。
後に八幡の地を下付され、余生を送ったといわれる。
◎浮世草子『棠大門屋敷(カラシナダイモンヤシキ)』、近松門左衛門の戯作『淀鯉出世滝徳(ヨドコイシュッセノタキノボリ)』、歌舞伎『傾城楊柳桜(ケイセイヤナギサクラ)』などで有名。
◎淀屋は本姓、岡本。大坂の陣以来、徳川氏の信任を得て初め材木商、のち代々材木や塩・魚・青物などを扱い、さらに糸割符(イトワツプ)の権利を獲得して諸大名の蔵元も務めていた。
大阪の土佐堀川にかかる御堂筋の淀屋橋は、淀屋が架けたもの。
生年不詳
没年不詳
◇江戸中期(元禄のころ)の大坂の豪商。淀屋个庵(コアン)の5代目三郎右衛門の俗称といわれる。
大名貸などで諸大名をしのぐ富を持ち、豪奢を極め、茨木屋の遊女玉菊(一説に吾妻)に入れ揚げる。
1705(宝永 2)幕府の奢侈禁止政策にふれ、闕所(ケッシヨ)処分(資産没収・追放)を受ける。
後に八幡の地を下付され、余生を送ったといわれる。
◎浮世草子『棠大門屋敷(カラシナダイモンヤシキ)』、近松門左衛門の戯作『淀鯉出世滝徳(ヨドコイシュッセノタキノボリ)』、歌舞伎『傾城楊柳桜(ケイセイヤナギサクラ)』などで有名。
◎淀屋は本姓、岡本。大坂の陣以来、徳川氏の信任を得て初め材木商、のち代々材木や塩・魚・青物などを扱い、さらに糸割符(イトワツプ)の権利を獲得して諸大名の蔵元も務めていた。
大阪の土佐堀川にかかる御堂筋の淀屋橋は、淀屋が架けたもの。
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淀君
1567(永禄10)
1615
◇安土桃山時代、豊臣秀吉の側室。別称は淀殿(ヨドドノ)、通称は茶茶(チャチャ)。父は浅井長政(ナガマサ)、母は織田信長の妹お市の方。乳母は大蔵卿局(オオクラキョウノツボネ)で大野修理治長(シュウリ・ハルナガ)とは乳兄妹。
浅井氏滅亡ののち母が再婚した柴田勝家に養われ、柴田氏滅亡後は秀吉の側室となる。初め山城の淀城に住み、長男鶴松を生むが3歳で死亡。1593(文禄 2)秀頼(ヒデヨリ)を生んでからは伏見城に移る。
秀吉の死後、秀頼を擁して大坂城に在り、徳川家康に対抗したが大坂の陣(1614~1615)で敗れ、落城の際(夏の陣)、城中で秀頼とともに自刃。
(*)1615(慶長20,元和元)。
1567(永禄10)
1615
◇安土桃山時代、豊臣秀吉の側室。別称は淀殿(ヨドドノ)、通称は茶茶(チャチャ)。父は浅井長政(ナガマサ)、母は織田信長の妹お市の方。乳母は大蔵卿局(オオクラキョウノツボネ)で大野修理治長(シュウリ・ハルナガ)とは乳兄妹。
浅井氏滅亡ののち母が再婚した柴田勝家に養われ、柴田氏滅亡後は秀吉の側室となる。初め山城の淀城に住み、長男鶴松を生むが3歳で死亡。1593(文禄 2)秀頼(ヒデヨリ)を生んでからは伏見城に移る。
秀吉の死後、秀頼を擁して大坂城に在り、徳川家康に対抗したが大坂の陣(1614~1615)で敗れ、落城の際(夏の陣)、城中で秀頼とともに自刃。
(*)1615(慶長20,元和元)。
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四元 義隆
1908. 3. 8(明治41)
2004. 6.28(平成16)
◇昭和期の政界の黒幕。鹿児島県生れ。
県立第二中学校・第七高等学校卒業。
東京帝国大学法学部在学中、1932(昭和 7)血盟団事件に関与して殺人罪で懲役15年の実刑判決を受け服役。
1940(昭和15)恩赦で出獄。
近衛文麿首相・鈴木貫太郎首相の秘書を務める。
第二次世界大戦後、吉田茂・池田勇人・佐藤栄作・中曽根康弘の歴代首相らと親交。
農場を経営。
1955(昭和30)田中清玄の後を継いで三幸建設工業(東京都中央区)の社長。
2000~2003. 4.(平成12~平成15)三幸建設工業の会長。
1908. 3. 8(明治41)
2004. 6.28(平成16)
◇昭和期の政界の黒幕。鹿児島県生れ。
県立第二中学校・第七高等学校卒業。
東京帝国大学法学部在学中、1932(昭和 7)血盟団事件に関与して殺人罪で懲役15年の実刑判決を受け服役。
1940(昭和15)恩赦で出獄。
近衛文麿首相・鈴木貫太郎首相の秘書を務める。
第二次世界大戦後、吉田茂・池田勇人・佐藤栄作・中曽根康弘の歴代首相らと親交。
農場を経営。
1955(昭和30)田中清玄の後を継いで三幸建設工業(東京都中央区)の社長。
2000~2003. 4.(平成12~平成15)三幸建設工業の会長。
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